コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


logging trap

syslogサーバに送信対象とするログ情報の重要度を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更

logging trap { <level> | <keyword> }

情報の削除

no logging trap

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

{ <level> | <keyword> }

syslogメッセージの重要度をレベルまたはキーワードの内,どれか一つを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    指定できる重要度は次の表を参照してください。なお,レベル指定で設定した場合も,キーワードで情報が表示されます。

    表12‒1 指定できる重要度

    レベル(level)

    キーワード(keyword)

    説明

    0

    emergencies

    システムは使用不能

    1

    alerts

    即時対応が必要

    2

    critical

    クリティカル状態

    3

    errors

    エラー状態

    4

    warnings

    警告状態

    5

    notifications

    正常だが注意を要する状態

    6

    information

    通知目的だけのメッセージ

    7

    debugging

    デバッグ中にだけ表示されるメッセージ

[コマンド省略時の動作]

重要度はレベル6の「information」となります。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドで設定した重要度は,ログhost情報で指定されたすべての出力先に対して適用されます。

[関連コマンド]

logging host