logging trap
syslogサーバに送信対象とするログ情報の重要度を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
-
logging trap { <level> | <keyword> }
- 情報の削除
-
no logging trap
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- { <level> | <keyword> }
-
syslogメッセージの重要度をレベルまたはキーワードの内,どれか一つを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
指定できる重要度は次の表を参照してください。なお,レベル指定で設定した場合も,キーワードで情報が表示されます。
表12‒1 指定できる重要度 レベル(level)
キーワード(keyword)
説明
0
emergencies
システムは使用不能
1
alerts
即時対応が必要
2
critical
クリティカル状態
3
errors
エラー状態
4
warnings
警告状態
5
notifications
正常だが注意を要する状態
6
information
通知目的だけのメッセージ
7
debugging
デバッグ中にだけ表示されるメッセージ
-
[コマンド省略時の動作]
重要度はレベル6の「information」となります。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
-
本コマンドで設定した重要度は,ログhost情報で指定されたすべての出力先に対して適用されます。
[関連コマンド]
logging host