コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


schedule-power-control port-led

スケジューリングによる省電力運転中の本装置のLEDの輝度を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更

schedule-power-control port-led { enable | economy | disable }

情報の削除

no schedule-power-control port-led

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

{ enable | economy | disable }
enable

本装置のLEDの輝度自動調整を有効にします。

system port-led triggerコマンドが未設定の場合:

 LEDの輝度を常に通常輝度にします。

system port-led triggerコマンドを設定している場合:

 以下に示すLEDの輝度自動調整を行います。

  1. LED輝度自動調整の契機で,通常輝度モードへ遷移し,点灯および点滅時の輝度を通常輝度とします。

  2. 1の輝度自動調整による通常輝度モードへの遷移から60秒後に省電力輝度モードへ遷移し,点灯および点滅時の輝度を省電力輝度とします。

  3. 2の省電力輝度モードへの遷移から,10分経過すると消灯モードへ遷移します。この間に輝度自動動作の契機が発生すると通常輝度モードへ遷移し,点灯および点滅時の輝度を通常輝度とします。

economy

本装置のLEDを常に省電力輝度で点灯および点滅します。

disable

本装置のLEDを消灯します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません。

  2. 値の設定範囲

    なし

[コマンド省略時の動作]

本装置のLEDを消灯します。輝度自動調整はしません。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

本コマンドの設定時に反映されます。

[注意事項]

  1. PWR LED,ST1,ST2,ACC(メモリカードアクセスLED),LINK(MNG),およびT/R(MNG)は常に通常輝度で点灯します。

  2. 通常時間帯とスケジュール時間帯の両方でLEDの輝度自動調整を行う場合,通常時間帯とスケジュール時間帯が切り替わるとき,輝度自動調整の状態は引き継がれます。

[関連コマンド]

schedule-power-control time-range