コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


system interface hundredgigabitethernet

AX3660S-48XT4QWモデルのQSFP28/QSFP+共用ポートの回線速度を100Gbit/sで動作可能にして,対応するインタフェースを無効にします。100Gbit/sで動作可能にするインタフェース番号と無効になるインタフェース番号の関係は,「コンフィグレーションガイド Vol.1」 「14.5 100GBASE-Rの設定と100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-Tポートの排他変更」を参照してください。

[入力形式]

情報の設定

system interface hundredgigabitethernet <switch no.>/<nif no.>/<port no.> enable

情報の削除

no system interface hundredgigabitethernet <switch no.>/<nif no.>/<port no.> enable

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<switch no.>/<nif no.>/<port no.>

スイッチ番号,NIF番号,ポート番号を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。ただし,<port no.>の設定範囲は49〜52です。

enable

指定したインタフェースの回線速度を100Gbit/sで動作可能にします。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    なし

[コマンド省略時の動作]

使用するインタフェースの回線速度は40Gbit/sで動作します。

[通信への影響]

本装置を再起動してから起動が完了するまでの間,本装置を経由する通信が停止します。

[設定値の反映契機]

設定値を変更した場合は,コンフィグレーションを保存したあとで,本装置を再起動してください。再起動すると設定値が運用に反映されます。

[応答メッセージ]

system interface hundredgigabitethernetコマンドの応答メッセージを次の表に示します。

表10‒1 system interface hundredgigabitethernetコマンド応答メッセージ

メッセージ

内容

After this command execute, please save configuration editing now in startup-config, and please reboot a device.

Do you wish to continue?(y/n):

このコマンドを実行したあと,編集したコンフィグレーションをスタートアップコンフィグレーションファイルに保存してから,装置を再起動してください。

”y”で実行します。”n”で中止します。

[注意事項]

  1. スタック構成の場合,スタックを構成するすべてのメンバスイッチを再起動してください。

[関連コマンド]

なし