swrt_table_resource
装置のルーティングテーブルエントリ数の配分パターンを設定します。適用形態に応じた配分パターンに変更することで,リソースを必要なテーブルに集中させて使用できるようになります。
この設定の変更を有効にするには,装置の再起動が必要となります。したがって,必ず実運用を開始する最初の段階で設定してください。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
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swrt_table_resource { l3switch-1 | l3switch-2 | l3switch-3 | l3switch-4 }
- 情報の削除
-
no swrt_table_resource
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- { l3switch-1 | l3switch-2 | l3switch-3 | l3switch-4 }
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- l3switch-1
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IPv4モードです。IPv4のルーティングにリソースを割り当てる配分パターンです。
- l3switch-2
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IPv4/IPv6モードです。IPv4およびIPv6両方のルーティングにリソースを割り当てる配分パターンです。
- l3switch-3
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IPv6ユニキャスト優先モードです。IPv6ユニキャストルーティングに多くリソースを割り当てる配分パターンです。
- l3switch-4
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レイヤ2優先モードです。レイヤ2スイッチングに多くリソースを割り当てる配分パターンです。
各配分パターンでのルーティングテーブルエントリ数は「コンフィグレーションガイド Vol.1」 「3 収容条件」を参照してください。
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本パラメータ省略時の初期値
l3switch-1
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値の設定範囲
なし
[コマンド省略時の動作]
パターン「l3switch-1」で動作します。
[通信への影響]
本装置を再起動してから起動が完了するまでの間,本装置を経由する通信が停止します。
[設定値の反映契機]
本パラメータを設定した場合は,コンフィグレーションを保存したあとで,必ず本装置を再起動してください。再起動しない場合は設定値が運用に反映されません。
[注意事項]
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本パラメータを利用する場合,設定するパターンによっては,エントリ数が0となるプロトコル(機能)があります(例えば,l3switch-1のIPv6)。この場合,そのプロトコル(機能)に関するコンフィグレーションが設定されていても,通信はできません。
[関連コマンド]
なし