コンフィグレーションガイド Vol.3


32.1.12 VRFでのIPv6 PIM-SMランデブーポイント候補の設定【SL-L3A】

[設定のポイント]

VRFで本装置をランデブーポイント候補として使用する場合,グローバルコンフィグレーションモードで次の設定をします。例として,VRF 10のループバックアドレスを2001:db8::10,管理するマルチキャストグループアドレスをff15::/16とした設定を示します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# ipv6 access-list GROUP1

    (config-ipv6-acl)# permit ipv6 any ff15::/16

    (config-ipv6-acl)# exit

    VRF 10で管理するマルチキャストグループアドレスのアクセスリストを作成します。

  2. (config)# ipv6 pim vrf 10 bsr candidate rp 2001:db8::10 group-list GROUP1

    本装置をVRF 10のランデブーポイント候補として設定します(管理するマルチキャストグループアドレスは手順1で作成したアクセスリストを指定します)。