コンフィグレーションガイド Vol.3


13.2.3 BGP4ピアの設定

[設定のポイント]

ピアの設定は最初にneighbor remote-asコマンドでピアの相手側アドレスと相手側のAS番号を設定した後,当該ピアの他の情報を設定してください。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# router bgp 65531

    ルーティングプロトコルにBGP4/BGP4+を適用します。パラメータに自ルータが所属するAS番号(65531)を指定します。

  2. (config-router)# bgp router-id 192.168.1.100

    自ルータ識別子(192.168.1.100)を設定します。

  3. (config-router)# neighbor 172.16.2.2 remote-as 65532

    外部ピア(相手側アドレス:172.16.2.2,AS番号:65532)を設定します。

  4. (config-router)# neighbor 10.2.2.2 remote-as 65533

    外部ピア(相手側アドレス:10.2.2.2,AS番号:65533)を設定します。

  5. (config-router)# neighbor 10.2.2.2 ebgp-multihop

    ピアリングに使用するアドレスに直接接続されたインタフェースのインタフェースアドレスを使用しないことを設定します。

  6. (config-router)# neighbor 10.2.2.2 update-source loopback 0

    ピアリングに使用する自側アドレスに装置アドレスを指定します。

  7. (config-router)# neighbor 192.168.2.2 remote-as 65531

    内部ピア(相手側アドレス:192.168.2.2)を設定します。

  8. (config-router)# neighbor 10.1.2.2 remote-as 65531

    内部ピア(相手側アドレス:10.1.2.2)を設定します。

  9. (config-router)# neighbor 10.1.2.2 update-source loopback 0

    ピアリングに使用する自側アドレスに装置アドレスを指定します。