コンフィグレーションガイド Vol.1


27.10.1 コンフィグレーションコマンド一覧

マルチプルスパニングツリーのコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。

表27‒17 コンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名

説明

instance

マルチプルスパニングツリーのMSTインスタンスに所属するVLANを設定します。

name

マルチプルスパニングツリーのリージョンを識別するための文字列を設定します。

revision

マルチプルスパニングツリーのリージョンを識別するためのリビジョン番号を設定します。

spanning-tree cost

ポートごとにパスコストのデフォルト値を設定します。

spanning-tree mode

スパニングツリー機能の動作モードを設定します。

spanning-tree mst configuration

マルチプルスパニングツリーのMSTリージョンの形成に必要な情報を設定します。

spanning-tree mst cost

マルチプルスパニングツリーのMSTインスタンスごとのパスコストを設定します。

spanning-tree mst forward-time

ポートの状態遷移に必要な時間を設定します。

spanning-tree mst hello-time

BPDUの送信間隔を設定します。

spanning-tree mst max-age

送信BPDUの最大有効時間を設定します。

spanning-tree mst max-hops

MSTリージョン内での最大ホップ数を設定します。

spanning-tree mst port-priority

マルチプルスパニングツリーのMSTインスタンスごとのポート優先度を設定します。

spanning-tree mst root priority

MSTインスタンスごとのブリッジ優先度を設定します。

spanning-tree mst transmission-limit

hello-time当たりに送信できる最大BPDU数を設定します。

spanning-tree port-priority

ポートごとにポート優先度のデフォルト値を設定します。