24.4.2 ポートVLANの設定
ポートVLANを設定する手順を以下に示します。ここでは,次の図に示す本装置#1の設定例を示します。
ポート1/0/1はポートVLAN 10を設定します。ポート1/0/2,1/0/3はポートVLAN 20を設定します。ポート1/0/4はトランクポートでありすべてのVLANを設定します。
- 〈この項の構成〉
(1) ポートVLANの作成
- [設定のポイント]
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ポートVLANを作成します。VLANを作成する際にVLAN IDだけを指定してVLANの種類を指定しないで作成するとポートVLANとなります。
[コマンドによる設定]
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(config)# vlan 10,20
VLAN ID 10,VLAN ID 20をポートVLANとして作成します。本コマンドでVLANコンフィグレーションモードに移行します。
(2) アクセスポートの設定
一つのポートに一つのVLANを設定してUntaggedフレームを扱う場合,アクセスポートとして設定します。
- [設定のポイント]
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ポートをアクセスポートに設定して,そのアクセスポートで扱うVLANを設定します。
[コマンドによる設定]
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(config)# interface gigabitethernet 1/0/1
ポート1/0/1のイーサネットインタフェースコンフィグレーションモードに移行します。
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(config-if)# switchport mode access
(config-if)# switchport access vlan 10
(config-if)# exit
ポート1/0/1をアクセスポートに設定します。また,VLAN 10を設定します。
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(config)# interface range gigabitethernet 1/0/2-3
ポート1/0/2,1/0/3のイーサネットインタフェースコンフィグレーションモードに移行します。ポート1/0/2,1/0/3は同じコンフィグレーションとなるため,一括して設定します。
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(config-if-range)# switchport mode access
(config-if-range)# switchport access vlan 20
ポート1/0/2,1/0/3をアクセスポートに設定します。また,VLAN 20を設定します。
(3) トランクポートの設定
- [設定のポイント]
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Taggedフレームを扱うポートはトランクポートとして設定し,そのトランクポートにVLANを設定します。
[コマンドによる設定]
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(config)# interface gigabitethernet 1/0/4
ポート1/0/4のイーサネットインタフェースコンフィグレーションモードに移行します。
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(config-if)# switchport mode trunk
(config-if)# switchport trunk allowed vlan 10,20
ポート1/0/4をトランクポートに設定します。また,VLAN 10,20を設定します。