19.4.2 運用メッセージ出力の設定
ここでは,sysmsgモジュールを使用して,指定した文字列を運用メッセージとして出力する方法を説明します。
sysmsgモジュールの関数一覧を次の表に示します。
関数名 |
説明 |
---|---|
send |
運用メッセージを出力します。 |
- 〈この項の構成〉
(1) スクリプトファイルおよび実行結果の例
運用メッセージを出力するスクリプトファイルの例を次に示します。
# test1.py # -*- coding: utf-8 -*- import sys import extlib.sysmsg …1 try: extlib.sysmsg.send("E3", 0xfedc, 0xba9876543210,"Script Start!!") …2 print("send success.") except extlib.sysmsg.MsgSendError: …3 print("send failed.") sys.exit() |
-
モジュールをインポートします。
-
出力する運用メッセージを,次のように指定します。
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イベントレベルE3
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メッセージ識別子3e03fedc
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付加情報ba9876543210
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メッセージテキスト“Script Start!!”
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運用メッセージ出力失敗の例外を捕捉します。
スクリプトファイルtest1.pyの実行結果および運用メッセージの出力例を次に示します。
# python test1.py send success. # |
EVT 07/07 12:00:00 01S E3 SCRIPT 3e03fedc 2600:ba9876543210 Script Start!! |