19.1.2 高機能スクリプトの適用例
- 〈この項の構成〉
(1) 異常検出
スクリプトを使用して,異常(警告)検出時にオペレータへの通知と解析情報の自動収集をする例を次の図に示します。この図では運用メッセージを監視して,レベルE7の運用メッセージ出力を検出したら,スクリプトからメール送信と運用コマンドを実行します。
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運用メッセージ監視イベントを登録して,イベントの発生を待ちます。
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レベルE7の運用メッセージ出力を検出したら,イベントを通知します。
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イベントを受信します。
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イベントを受信したスクリプトは,Pythonの標準ライブラリを使用してオペレータにメールを送信します。
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関連する運用コマンドを実行して,事象発生時の解析情報を収集します。
(2) 定期的なコマンド実行
スクリプトを使用して,定期的にコマンドを実行する例を次の図に示します。この図ではタイマ監視をして,コンフィグレーションコマンドおよび運用コマンドを実行したあと,運用メッセージを出力します。
事前に,午前5時に発生するタイマ監視イベントと,イベント発生時に起動するスクリプトファイルを,コンフィグレーションで登録しておきます。
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午前5時になるとイベントが発生して,スクリプトが起動します。
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コンフィグレーションコマンドを実行します。
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コンフィグレーションの反映結果が確認できる運用コマンドを実行します。
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3.の運用コマンドの出力結果を文字列解析して,正常性を確認します。
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コンフィグレーションの反映結果を格納した運用メッセージを出力して,オペレータへ通知します。