コンフィグレーションガイド Vol.1


14.1.8 ルーティングテーブルのエントリ数の配分パターンの設定

本装置では,装置の適用形態に合わせ,ルーティングテーブルのエントリ数の配分パターンを変更することができます。配分パターンはコンフィグレーションコマンドswrt_table_resourceのパラメータl3switch-1,l3switch-2,l3switch-3,またはl3switch-4で指定します。l3switch-1はIPv4モード,l3switch-2はIPv4/IPv6モード,l3switch-3はIPv6ユニキャスト優先モード,l3switch-4はL2優先モードでエントリ数の配分パターンを設定できます。

なお,ルーティングテーブルのエントリ数については,「表3‒1 最大装置エントリ数」を参照してください。

初期状態はl3switch-1で,IPv4のルーティングにリソースを割り当てるIPv4モードの配分パターンになっています。IPv6のルーティングを併用する場合は,設定を変更してください。

なお,配分パターンとテーブルのエントリ数に関する情報は,運用コマンドshow systemで確認できます。

[設定のポイント]

本設定の変更を有効にするには,本装置の再起動が必要となるため,初期導入時に設定することをお勧めします。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# swrt_table_resource l3switch-2

    コンフィグレーションモードで,テーブルエントリ数の配分パターンをl3switch-2に設定します。

  2. (config)# save

    (config)# exit

    保存して,コンフィグレーションモードから装置管理者モードに移行します。

  3. # reload

    本装置を再起動します。