11.4.5 セキュアFTP
sftpコマンドによって,ftpと同様のインタフェースでファイルを転送できます。ftpとは異なり通信路にはSSHv2を利用しているため,ユーザ名,パスワード,およびファイルは暗号化されて送信され,外部に漏洩しません。
本装置のsftpコマンドによって,SSHサーバへ接続し,本装置のコンフィグレーションファイルを転送する例を次の図に示します。
> sftp staff@2001:db8::1 …1 Connecting to 2001:db8::1... staff@2001:db8::1's password:****** …2 sftp> cd /home/staff/ …3 sftp> mkdir config …4 sftp> cd config …5 sftp> put config.txt …6 Uploading config.txt to /home/staff/config/config.txt config.txt 100% 4062 4.0KB/s 00:00 sftp> quit …7 > |
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sftpコマンドを使用して,SSHサーバ2001:db8::1へユーザstaffとして接続します。
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staffのパスワードを入力します(SSHサーバに2回目以降接続するときは,クライアントユーザのホスト公開鍵データベースにホスト公開鍵が登録されているため,ホスト公開鍵の確認メッセージは表示されません)。
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/home/staffへディレクトリを移動します。
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configディレクトリを作成します。
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/home/staff/configへディレクトリを移動します。
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config.txtをサーバへ転送します。
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サーバから切断します。