コンフィグレーションガイド Vol.3
バックボーンではなく,AS境界ルータが存在しないエリアをスタブエリアとして設定できます。この設定には,コンフィグレーションコマンドarea stubを使用します。
エリアボーダルータは,スタブエリアとして設定したエリアにAS外経路を導入しません。これによってスタブエリア内では経路情報を減らして,ルータの情報の交換や経路選択の負荷を減らせます。エリアボーダルータは,AS外経路の代わりとして,スタブエリアにデフォルトルートを導入します。
area stubコマンドでno-summaryパラメータを指定した場合,エリア外の経路(エリア間経路情報)の広告を抑止します(エリア外への経路はデフォルトルートだけとなります)。
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