コンフィグレーションガイド Vol.2
- <この項の構成>
- (1) レイヤ2スイッチ機能との共存
- (2) 本機能を設定した装置間に本機能をサポートしない別装置を接続した場合
- (3) 隣接装置の最大数について
- (4) VRF機能との共存について【SL-L3A】
- (5) スタック構成時について
(1) レイヤ2スイッチ機能との共存
「コンフィグレーションガイド Vol.1 22.3 レイヤ2スイッチ機能と他機能の共存について」を参照してください。
(2) 本機能を設定した装置間に本機能をサポートしない別装置を接続した場合
次に示す構成とした場合,隣接装置との接続状態を正確に把握しにくい状態になります。
- スイッチを経由して接続した場合,スイッチはLLDPの配布情報を中継します。そのため,直接接続していない装置間で,隣接情報として配布情報を受信できるので,直接接続されている装置間の情報と区別が付かなくなります。
- ルータを経由して接続した場合,LLDPの配布情報はルータで廃棄されるためLLDP機能を設定した装置間では受信できません。
(3) 隣接装置の最大数について
隣接装置の最大収容数を超えた場合,受信した配布情報は廃棄します。受信済みの隣接装置情報がタイムアウトで削除される時間を確保するために,廃棄状態は一定時間継続されます。時間は,最大収容数の閾値以上になった隣接装置情報の保持時間と同一です。
(4) VRF機能との共存について【SL-L3A】
VRFを設定したVLANに設定されたIPアドレスは配布しません。
(5) スタック構成時について
スタック構成時,マスタスイッチの切り替えが発生すると,隣接装置の情報をクリアします。その後,隣接装置からLLDPDUを受信することで再学習します。
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