コンフィグレーションガイド Vol.2
CoSマッピング機能は,ユーザ優先度マッピングで決定したCoS値,またはフロー制御の優先度決定で指定したCoS値に基づいて,送信キューを決定する機能です。
- <この項の構成>
- (1) CoS値とポートの送信キューのマッピング
- (2) CoS値とCPU宛て送信キューのマッピング
(1) CoS値とポートの送信キューのマッピング
ポート当たりの送信キューとしてMACアドレス学習済みユニキャストフレーム用(UCキュー)に8キューあり,MACアドレス未学習のユニキャストフレーム,マルチキャストフレーム,ブロードキャストフレーム,およびミラーリングしたフレーム用(MCキュー)に4キューあります。CoS値とポートの送信キューのマッピングを次に示します。
表3-15 CoS値とポートの送信キューのマッピング(UCキュー)
CoS値 送信時のキュー番号 送信キュー長2880 送信キュー長24272 0 1 2 1 2 2 2 4 2 3 5 2 4 6 2 5 8 2 6 10 2 7 12 4 表3-16 CoS値とポートの送信キューのマッピング(MCキュー)
CoS値 送信時のキュー番号 送信キュー長2880 送信キュー長24272 0 3 1 1 3 1 2 3 1 3 3 1 4 7 1 5 7 1 6 9 1 7 11 3
(2) CoS値とCPU宛て送信キューのマッピング
CPU宛て送信キューは,ポートの送信キューとは異なり,すべてのフレーム種別で共通の送信キューが8キューあります。CoS値とCPU宛て送信キューのマッピングを次の表に示します。
表3-17 CoS値とCPU宛て送信キューのマッピング
CoS値 送信時のキュー番号 0 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 6 7 7 8
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