コンフィグレーションガイド Vol.1
- [設定のポイント]
- MIBビューとSNMPセキュリティユーザを設定の上,SNMPセキュリティグループを設定し,さらにSNMPトラップモードを設定します。SNMPセキュリティユーザで登録するVRF IDとSNMPトラップモードで設定するVRF IDは,同一である必要があります。
- [コマンドによる設定]
- (config)# snmp-server view "ALL_TRAP_VIEW" * included
MIBビューを設定します。
- ビュー名ALL_TRAP_VIEWに全サブツリーを登録します。
- (config)# snmp-server user "ADMIN" "ADMIN_GROUP" v3 auth md5 "ABC*_1234" priv des "XYZ/+6789" vrf 2
SNMPセキュリティユーザを設定します。
- SNMPセキュリティユーザ名:ADMIN
- SNMPセキュリティグループ名:ADMIN_GROUP
- 認証プロトコル:HMAC-MD5
- 認証パスワード:ABC*_1234
- プライバシープロトコル:CBC-DES
- プライバシーパスワード:XYZ/+6789
- VRF ID:2
- (config)# snmp-server group "ADMIN_GROUP" v3 priv notify "ALL_TRAP_VIEW"
SNMPセキュリティグループを設定します。
- SNMPセキュリティグループ名:ADMIN_GROUP
- セキュリティレベル:認証あり,暗号化あり
- Notifyビュー名:ALL_TRAP_VIEW
- (config)# snmp-server host 10.1.1.1 vrf 2 traps "ADMIN" version 3 priv snmp
SNMPv3によってSNMPマネージャに標準トラップを送信する設定をします。
- SNMPマネージャのIPアドレス:10.1.1.1
- SNMPセキュリティユーザ名:ADMIN
- セキュリティレベル:認証あり,暗号化あり
- 送信するトラップ:coldStart,warmStart,linkDown,linkUp,authenticationFailure
- VRF ID:2
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