コンフィグレーションガイド Vol.1
本装置のSSHサーバ機能を利用するために必要な設定を示します。ユーザ認証方式は,telnetと同じパスワード認証を使用します。
- [設定のポイント]
- SSH接続に使用するユーザアカウントへのパスワードの設定例と,SSHv2サーバを動作させる設定例を示します。セキュリティのためSSHv1が不要な場合は,動作させるSSHのバージョンをSSHv2に制限してください。
- ログインユーザの作成時にパスワードを設定するように注意してください。パスワードを設定していないユーザは,SSHのパスワード認証でログインできないためです。ログインユーザの作成については,「10.1.3 ログインユーザの作成と削除」を参照してください。
- SSHクライアントが本装置へ初めて接続するとき,SSHクライアントはホスト公開鍵のフィンガープリントを表示して正しいかどうか確認を要求します。本装置のホスト公開鍵とフィンガープリントの表示方法については,「11.3.2 ホスト公開鍵の確認」を参照してください。
- [コマンドによる設定]
- # configure
(config)# ip ssh version 2
SSHサーバが動作するバージョンをSSHv2に制限します。
- (config)# ip ssh
SSHサーバの動作を開始させます。
- (config)# line vty 0 2
本装置へのリモートログインを許可します。この設定例では,ログインできるユーザ数を3に設定しています。
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