コンフィグレーションガイド Vol.1
コンフィグレーションコマンドを実行するためにはenableコマンドで装置管理者モードに変更する必要があります。初期導入時にenableコマンドを実行した場合,パスワードは設定されていませんので認証なしで装置管理者モードに変更します。ただし,通常運用中にすべてのユーザがパスワード認証なしで装置管理者モードに変更できるのはセキュリティ上危険ですので,初期導入時にパスワードを設定しておいてください。パスワード設定の実行例を次の図に示します。
図10-2 初期導入直後の装置管理者モード変更のパスワード設定
> enable # password enable-mode Changing local password for admin. New password: Retype new password: #また,コンフィグレーションコマンドaaa authentication enableで,RADIUS/TACACS+を使用した認証ができます。コンフィグレーションの設定例については,「10.3.2 RADIUSサーバによる認証の設定」および「10.3.3 TACACS+サーバによる認証の設定」を参照してください。
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