コンフィグレーションガイド Vol.2
- [設定のポイント]
- 仮想ルータへ仮想IPv6アドレスを設定します。仮想ルータへ仮想IPv6アドレスを設定することで,仮想ルータは動作を開始します。仮想ルータへ設定できるIPv6アドレスは一つだけです。
- 仮想ルータに設定するIPアドレスと仮想ルータを設定するVLANのIPアドレスが同一の場合,仮想ルータはIPアドレス所有者となり,優先度が255(固定)となります。
- 仮想IPアドレスを設定する仮想ルータIDは,同一IPサブネットワーク内でユニークとなるように設定してください。
- [コマンドによる設定]
- (config)# interface vlan 50
(config-if)# ipv6 enable
(config-if)# ipv6 address 2001:100::1/64
例えば,VLAN 50に仮想ルータを設定する場合,まずvlan 50のVLANコンフィグレーションモードに入ります。VLANへIPv6アドレスを設定していない場合は,ここでIPv6アドレスを設定します。
- (config-if)# vrrp 3 ipv6 fe80::10
仮想ルータID3の仮想ルータへ仮想IPv6アドレスfe80::10を設定します。
- [注意事項]
- 「15.2.3 仮想ルータへのIPv4アドレス設定」の注意事項と同じです。
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