コンフィグレーションガイド Vol.1
- <この項の構成>
- (1) ポリシーベースルーティングの収容条件
- (2) トラッキング機能の収容条件
(1) ポリシーベースルーティングの収容条件
ポリシーベースルーティングでは,フィルタのフロー検出を使用して,ポリシーベースルーティングの対象にするフローを検出します。なお,ポリシーベースルーティングは受信側フロー検出モードがlayer3-6,layer3-mirror-3,layer3-mirror-4,layer3-mirror-5,layer3-suppress-2,またはlayer3-suppress-mirror-2の場合に使用できます。
装置当たりのポリシーベースルーティンググループのエントリ数を次の表に示します。
表3-61 装置当たりのポリシーベースルーティンググループのエントリ数
項目 IPv4ポリシーベースルーティンググループ アクセスリストエントリ数 「表3-26 受信側フィルタ最大エントリ数」を参照※1 ポリシーベースルーティングリスト数 256※2 ポリシーベースルーティングリスト情報内に設定できる経路数 8 ポリシーベースルーティングのトラッキング機能と連携できる経路数 1024※3
- 注※1
- エントリ数の算出方法は,「3.5 フィルタ・QoS・ポリシーベースミラーリング」と同じです。
- 注※2
- 1ポリシーベースルーティングリスト情報を1リストとして登録します。このため,複数のアクセスリストで同一のポリシーベースルーティングリスト情報を設定した場合,使用するリスト数は1リストと計算します。
- 注※3
- 1トラックIDを1エントリとして登録します。このため,複数の経路で同一のトラックIDを設定した場合,使用するエントリ数は1エントリと計算します。
(2) トラッキング機能の収容条件
ポリシーベースルーティングのトラッキング機能の収容条件を次の表に示します。
表3-62 トラッキング機能の収容条件
項目 収容条件 トラックの数 1024 ポーリング監視トラックの数※ 1024 注※ コンフィグレーションコマンドtype icmpを設定したトラックの数です。
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