運用コマンドレファレンス Vol.1
復元可能な形式で削除された本装置用の内蔵フラッシュメモリ上のdeletedファイル(deleteコマンドで削除したファイル)を完全に消去します。
[入力形式]
squeeze
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
なし
[スタック構成時の運用]
マスタスイッチ以外のメンバスイッチを対象とする場合,remote commandコマンドを使用してください。
remote command {<switch no.> | all} squeeze
[実行例]
deleteコマンドで削除したdeletedファイルを完全に消去します。
図4-6 ファイルのsqueeze
> squeeze All deleted files will be erased. (y/n)?:y Squeezing... Done >
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表4-14 squeezeコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Canceled 消去を取り消しました。 Deleted files will be erased. OK ? (y/n): 削除ファイルを消去します。”はい”の場合は"y",”いいえ”の場合は"n"を入力してください。 Done 消去を完了しました。 squeeze: Current directory is not flash. カレントディレクトリは内蔵フラッシュメモリではありません。 squeeze: No such file or directory. 現在のディレクトリは有効ではありません。正しいディレクトリに移動してください。 squeeze: Permission denied. 現在のディレクトリでのアクセス権限はありません。正しいディレクトリに移動してください。 squeeze: Squeeze command can not be used this flash.(<code>) 当該内蔵フラッシュメモリでは本コマンドは使用できません(<内部コード>)。 Squeezing 消去中
[注意事項]
- 本コマンドでは内蔵フラッシュメモリ上のファイルだけが操作できます。
- 本コマンドで消去したファイルはundeleteコマンドで回復できません。
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