コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
リングの障害発生/復旧時に,隣接するリング構成の装置のMACアドレステーブルをクリアするため,隣接リング用フラッシュ制御フレームを送信する設定をします。
本設定を行う場合は,「コンフィグレーションガイド Vol.1 27.1.11 隣接リング用フラッシュ制御フレームの送信設定」を参照してください。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- flush-request-transmit vlan <vlan id>
- 情報の削除
- no flush-request-transmit vlan
[入力モード]
(config-axrp)
[パラメータ]
- <vlan id>
- 隣接リング用フラッシュ制御フレームを送信するVLANのVLAN IDを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません。
- 値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
[コマンド省略時の動作]
隣接するリング構成の装置に対して,隣接リング用フラッシュ制御フレームを送信しません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドはマスタノードに設定してください。トランジットノードに指定しても本機能は有効になりません。
- VLAN IDにはVLANマッピングで指定したVLAN IDを設定してください。
また,このVLAN IDは,隣接リング用フラッシュ制御フレームの送信専用として,データ転送には使用しないでください。
[関連コマンド]
vlan
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