コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
スパニングツリーおよびGSRPと併用している拠点を識別するための仮想リンクIDを設定します。本装置に設定可能な仮想リンクIDは一つだけです。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- axrp virtual-link <link id> vlan <vlan id>
- 情報の削除
- no axrp virtual-link <link id>
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <link id>
- 仮想リンクIDを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜250
- <vlan id>
- 仮想リンクに使用するVLANを指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 制御VLANに使用しているVLANは指定できません。
- 同一装置内での,多重障害監視機能と,仮想リンクを用いたスパニングツリーまたはGSRPとの併用は,同時使用できません。
- 同一のスパニングツリートポロジを構成するノードは本装置を含め2台までです。2台に設定する仮想リンクIDは同一のIDを指定してください。
- Ring ProtocolとGSRPを併用する場合,GSRPを構成する装置に同じ仮想リンクIDを設定してください。
[関連コマンド]
vlan
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