コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
リングIDを設定します。また,Ring Protocol機能に必要な情報を設定するため,config-axrpモードに移行します。本装置にはリングIDを24個まで設定できます。
本設定を削除した場合,リングIDにすでに設定されているリング情報は削除されます。
[入力形式]
- 情報の設定
- axrp <ring id>
- 情報の削除
- no axrp <ring id>
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <ring id>
- リングIDを指定します。
- 同じリングに属する装置には同一のリングIDを指定してください。異なるリングには,ネットワーク内でユニークなリングIDを指定してください。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜65535
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- Ring Protocolとスパニングツリーの併用,Ring ProtocolとGSRPの併用,または多重障害監視機能を使用する場合は,リングIDは8個までとなります。
- スタック構成時,Ring Protocolを使用する場合は,スタックリンクを2本以上設定して,十分な帯域と冗長性を確保してください。
[関連コマンド]
なし
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