コンフィグレーションガイド Vol.2

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9.2.5 内蔵Web認証DBの作成

Web認証システムの環境設定およびコンフィグレーションの設定が完了したあとに,内蔵Web認証DBの作成を行います。また,すでに内蔵Web認証DBに登録されているユーザ情報の修正を行います。

<この項の構成>
(1) ユーザの登録
(2) ユーザ情報変更と削除
(3) 内蔵Web認証DBへの反映

(1) ユーザの登録

認証対象のユーザごとにset web-authentication userコマンドで,ユーザID,パスワード,VLAN IDを登録します。次の例では,USER01〜USER05の5ユーザ分を登録します。

[コマンド入力]
# set web-authentication user USER01 PAS0101 100
# set web-authentication user USER02 PAS0200 100
# set web-authentication user USER03 PAS0300 100
# set web-authentication user USER04 PAS0320 100
# set web-authentication user USER05 PAS0400 100
 

(2) ユーザ情報変更と削除

登録済みユーザのパスワード,VLAN IDの変更およびユーザの削除は次の手順で行います。

(a) パスワード変更

[コマンド入力]
# set web-authentication passwd USER01 PAS0101 PPP4321
ユーザID(USER01)のパスワードをPAS0101からPPP4321に変更します。
 
# set web-authentication passwd USER02 PAS0200 BBB1234
ユーザID(USER02)のパスワードをPAS0200からBBB1234に変更します。
 

(b) VLAN ID変更

[コマンド入力]
# set web-authentication vlan BBB1234 200
ユーザID(BBB1234)のVLAN IDを200に変更します。
 

(c) ユーザ削除

[コマンド入力]
# remove web-authentication user PPP4321
ユーザID(PPPP4321)を削除します。
 

(3) 内蔵Web認証DBへの反映

set web-authenticationコマンドおよびremove web-authenticationコマンドで登録・変更したユーザ情報を内蔵Web認証DBに反映します。

[コマンド入力]
# commit web-authentication

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