コンフィグレーションガイド Vol.1

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19.2.2 フレームフォーマット

フレームフォーマットを次の図に示します。

図19-5 フレームフォーマット

[図データ]

<この項の構成>
(1) MAC副層フレームフォーマット
(2) LLCの扱い
(3) 受信フレームの廃棄条件
(4) パッドの扱い

(1) MAC副層フレームフォーマット

(a) PreambleおよびSFD

64ビット長の2進数で「1010...1011(最初の62ビットは10繰り返し,最後の2ビットは11)」のデータです。送信時にフレームの先頭に付加します。この64ビットパターンのないフレームは受信できません。

(b) DAおよびSA

48ビット形式をサポートします。16ビット形式およびローカルアドレスはサポートしていません。

(c) TYPE/LENGTH

TYPE/LENGTHフィールドの扱いを次の表に示します。

表19-15 TYPE/LENGTHフィールドの扱い

TYPE/LENGTH値 本装置での扱い
0x0000〜0x05DC IEEE802.3 CSMA/CDのフレーム長
0x05DD〜 Ethernet V2.0のフレームタイプ

(d) FCS

32ビットのCRC演算を使用します。

(2) LLCの扱い

Ethernet V2と同様に扱います。

(3) 受信フレームの廃棄条件

次に示すどれかの条件によって受信したフレームを廃棄します。

(4) パッドの扱い

送信フレーム長が64オクテット未満の場合,MAC副層でFCSの直前にパッドを付加します。パッドの値は不定です。

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