コンフィグレーションガイド Vol.1

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19.1.2 ポートの種類とサポート機能【AX3650S】

<この項の構成>
(1) ポートの種類
(2) 接続モードとサポート機能

(1) ポートの種類

ポートの種類と,ポートごとにサポートするイーサネット規格を次の表に示します。

表19-4 ポートの種類とサポートするイーサネット規格

ポートの種類 イーサネット規格
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tポート 10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T
SFPポート 10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T,100BASE-FX,1000BASE-X
SFP+/SFP共用ポート 1000BASE-X,10GBASE-R

(a) 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tポート

10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tのツイストペアケーブル(UTP)を使用します。

(b) SFPポート

AX3650S-20S6XWだけにあるポートです。

1000BASE-Xで接続する場合,1000BASE-SX,1000BASE-SX2,1000BASE-LX,1000BASE-LH,1000BASE-LHB,および1000BASE-BXのSFPをサポートしています。また,100BASE-FXで接続する場合のSFPをサポートしています。

10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tで接続する場合,10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T用のSFP-Tを使用します。

(c) SFP+/SFP共用ポート

1000BASE-Xで接続する場合,1000BASE-SX,1000BASE-SX2,1000BASE-LX,1000BASE-LH,1000BASE-LHB,および1000BASE-BXのSFPをサポートしています。

10GBASE-Rで接続する場合,10GBASE-SR,10GBASE-LR,10GBASE-ER,および10GBASE-ZRのSFP+をサポートしています。また,ダイレクトアタッチケーブルをサポートしています。ダイレクトアタッチケーブルは,SFP+/SFP共用ポート間を接続する,両端にSFP+が接続されたケーブルです。10GBASE-Rと同様に動作します。

(2) 接続モードとサポート機能

接続インタフェースごとの接続モードとサポート機能を次の表に示します。

表19-5 接続インタフェースごとの接続モードとサポート機能

接続インタフェース 接続モード サポート機能
10BASE-T
  • 半二重固定
  • 全二重固定
  • 半二重または全二重のオートネゴシエーション

  • 自動MDI/MDIX機能
  • フローコントロール
100BASE-TX
  • 半二重固定
  • 全二重固定
  • 半二重または全二重のオートネゴシエーション

  • 自動MDI/MDIX機能
  • フローコントロール
  • ジャンボフレーム
1000BASE-T
  • 全二重のオートネゴシエーション

  • 自動MDI/MDIX機能
  • フローコントロール
  • ジャンボフレーム
100BASE-FX
  • 半二重固定
  • 全二重固定

  • フローコントロール
  • ジャンボフレーム
1000BASE-X
  • 全二重固定
  • 全二重のオートネゴシエーション

  • フローコントロール
  • ジャンボフレーム
10GBASE-R
  • 全二重固定

  • フローコントロール
  • ジャンボフレーム

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