運用コマンドレファレンス Vol.1


dump protocols snooping

IGMP snooping/MLD snoopingプログラムの詳細イベントトレース情報および制御テーブル情報をファイルへ出力します。

[入力形式]

dump protocols snooping

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

なし

[実行例]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表22‒14 dump protocols snoopingコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

pid file <file name> mangled!

IGMP snooping/MLD snoopingプログラムのPIDファイルが不正です。

<file name>:PIDファイル名

pid in file <file name> unreasonably small (<pid>)

IGMP snooping/MLD snoopingプログラムのPIDファイルが不正です。

<file name>:PIDファイル名

<pid>:プロセスID

Program error occurred: <error message>

プログラムエラーが発生しました。コマンドを再実行してください。

<error message>:

write(ソケット通信による書き込みエラー)

read(ソケット通信による読み込みエラー)

select(ソケット通信のselectのエラー)

snoopd doesn't seem to be running.

IGMP snooping/MLD snoopingプログラムが起動していないため,コマンドが失敗しました。IGMP snooping/MLD snoopingが有効になっているにもかかわらずこのメッセージが出る場合は,IGMP snooping/MLD snoopingプログラムの再起動を待って,コマンドを再実行してください。

[注意事項]

本装置の出力ファイルの名称およびディレクトリを以下に示します。

ディレクトリ:/usr/var/mrp/

ダンプ情報ファイル:snoopd_dump.gz

トレース情報ファイル:snoopd_trace

なお,出力指定した場合に指定ファイルがすでに存在すると,無条件に上書きするので,必要ならばファイルをあらかじめバックアップしておいてください。