rmuser
adduserコマンドで登録されているログインユーザのアカウントを削除します。
[入力形式]
rmuser <user name>
[入力モード]
装置管理者モード
[パラメータ]
- <user name>
-
パスワードファイルに登録されているログインユーザ名を指定します。
[実行例]
-
ログインユーザ名"operator"のユーザ登録を削除します。
# rmuser operator
-
指定ログインユーザ名が登録されていれば,次の確認メッセージを表示します。
Delete user 'operator'? (y/n): _
ここで"y"を入力した場合,アカウントを削除します。
ここで"n"を入力した場合,アカウントを削除しないでコマンドプロンプトに戻ります。
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
メッセージ |
内容 |
---|---|
can't lock <file name> : <reason> |
passwordファイルがロックしているのでユーザの削除を中止します。リトライしてください。 <file name>:パスワードファイル名 <reason>:詳細情報 |
Last user. |
最後のユーザなので削除できません。 |
no changes made |
指定ユーザの削除を中止します。再度実行してください。 |
No such user '<user name>'. |
指定されたユーザは登録されていません。 <user name>:ユーザ名 |
Now another user is executing user account command, please try again. |
ほかのユーザがユーザアカウント関連コマンドを実行中です。関連コマンド終了後に再度実行してください。 |
Permission denied |
指定ユーザの削除はできません。 |
Remove myself? |
本コマンドを実行しているユーザのアカウントは削除できません。 |
[注意事項]
-
本コマンドを実行しているユーザのアカウントは削除できません。例えば"operator"でログイン中に本コマンドで"operator"は削除できません。
-
初期導入時に用意されているユーザ("operator")は削除できます。
-
ユーザを削除するとそのユーザのホームディレクトリが削除されるので,保存が必要なファイルはユーザの削除前にバックアップをしてください。
-
指定したユーザがログイン中の場合は,強制的にログアウトされます。したがって,削除対象のユーザにlogoutコマンドまたはexitコマンドで事前にログアウトさせておいてください。