コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


ip ospf authentication-key【OS-L3A】

認証キーを指定します。平文パスワード認証を行う設定(area authenticationまたはip ospf authenticationコマンド)をした場合,このキーを使用して認証を行います。

[入力形式]

情報の設定・変更

ip ospf authentication-key <Key>

情報の削除

no ip ospf authentication-key

[入力モード]

(config-if)

[パラメータ]

<Key>

このキーを使用して認証を行います。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜8文字の文字列を指定します。

    ただし,以下の文字は使用できません。

    エクスクラメーション(!),ダブルクォート(”),シャープ(#),ドル($),セミコロン(;),逆シングルクォート(`),大カッコ始め({),大カッコ終わり(}),スペース文字,山カッコ始め(<),山カッコ終わり(>),バックスラッシュ文字(\),シングルクォート('),丸カッコ始め((),丸カッコ終わり()),パイプ(|),アンパサンド(&)

[コマンド省略時の動作]

該当インタフェースでは,平文パスワード認証を行いません。

[通信への影響]

同一ネットワーク上の隣接ルータが,本設定値と異なるキーを使用している場合,OSPFパケットを廃棄します。

[設定値の反映契機]

設定変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

ip ospf authentication

area authentication