コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


ethernet cfm cc alarm-priority

CCで検知する障害レベルを設定します。設定した障害レベル以上の障害が検知対象になります。

[入力形式]

情報の設定・変更

ethernet cfm cc level <level> ma <no.> alarm-priority <priority>

情報の削除

no ethernet cfm cc level <level> ma <no.> alarm-priority

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

level <level>

ethernet cfm domainコマンドで設定済みのドメインレベルを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    0〜7

ma <no.>

ma nameコマンドまたはma vlan-groupコマンドで設定済みのMA識別番号を指定します。ma nameコマンドで,MAの名称を文字列またはVLAN IDで指定している場合でも,MA識別番号を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    0〜65535

<priority>

CCで検知対象となる最も低い障害レベルを設定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    0〜5

    設定値に対応する障害内容を次の表に示します。

    表34‒1 設定値と障害内容

    設定値

    障害種別

    コマンドでの表示

    障害内容

    0

    none

    -

    障害を検知しない

    1

    DefRDICCM

    RDI

    障害フラグがONのCCMを受信

    2

    DefMACstatus

    PortState

    受信CCM内に,ポートまたはインタフェース状態がダウンの情報有り

    3

    DefRemoteCCM

    Timeout

    リモートMEPからのCCMがタイムアウト

    4

    DefErrorCCM

    ErrorCCM

    MEPの構成エラーやCCM送信間隔不一致のCCMを受信

    5

    DefXconCCM

    OtherCCM

    MAが異なるCCMを受信

[コマンド省略時の動作]

障害レベル2以上を検知します。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

ethernet cfm cc enable

ethernet cfm domain

ma name

ma vlan-group