コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


flush-request-transmit vlan

リングの障害発生/復旧時に,隣接するリング構成の装置のMACアドレステーブルをクリアするため,隣接リング用フラッシュ制御フレームを送信する設定をします。

本設定を行う場合は,「コンフィグレーションガイド Vol.1」 「23.1.11 隣接リング用フラッシュ制御フレームの送信設定」を参照してください。

[入力形式]

情報の設定・変更

flush-request-transmit vlan <vlan id>

情報の削除

no flush-request-transmit vlan

[入力モード]

(config-axrp)

[パラメータ]

<vlan id>

隣接リング用フラッシュ制御フレームを送信するVLANのVLAN IDを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません。

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

[コマンド省略時の動作]

隣接するリング構成の装置に対して,隣接リング用フラッシュ制御フレームを送信しません。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドはマスタノードに設定してください。トランジットノードに指定しても本機能は有効になりません。

  2. VLAN IDにはVLANマッピングで指定したVLAN IDを設定してください。

    また,このVLAN IDは,隣接リング用フラッシュ制御フレームの送信専用として,データ転送には使用しないでください。

[関連コマンド]

vlan