コンフィグレーションガイド Vol.3


20.2.2 コンフィグレーションの流れ

〈この項の構成〉

(1) IPv6 DHCPリレーを経由するユニキャスト送信の設定

  1. あらかじめswrt_table_resourceコマンドでIPv6を使用可能にします。

  2. あらかじめクライアントに対するインタフェースを設定します。

  3. あらかじめIPv6 DHCPサーバへ中継するインタフェースを設定します。

  4. あらかじめIPv6 DHCPサーバを未使用状態に設定します。

  5. ipv6 dhcp relay destinationコマンドで,転送先のIPv6 DHCPサーバのアドレスを設定します。

  6. 最大ホップ数を設定します。

  7. プレフィックス配布先への経路を自動生成する設定をします。

(2) IPv6 DHCPリレーを経由するマルチキャスト送信の設定

  1. あらかじめswrt_table_resourceコマンドでIPv6を使用可能にします。

  2. あらかじめクライアントに対するインタフェースを設定します。

  3. あらかじめIPv6 DHCPサーバへ中継するインタフェースを設定します。

  4. あらかじめIPv6 DHCPサーバを未使用状態に設定します。

  5. ipv6 dhcp relay destinationコマンドで,転送先のIPv6 DHCPサーバのインタフェースを設定します。

  6. 最大ホップ数を設定します。

  7. プレフィックス配布先への経路を自動生成する設定をします。

(3) 複数のIPv6 DHCPリレーを経由する設定

(a) 本装置A側の設定

  1. あらかじめswrt_table_resourceコマンドでIPv6を使用可能にします。

  2. あらかじめクライアントに対するインタフェースを設定します。

  3. あらかじめIPv6 DHCPサーバへ中継するインタフェースを設定します。

  4. あらかじめIPv6 DHCPサーバを未使用状態に設定します。

  5. ipv6 dhcp relay destinationコマンドで,転送先の本装置Bのアドレスを設定します。

  6. 最大ホップ数を設定します。

  7. プレフィックス配布先への経路を自動生成する設定をします。

(b) 本装置B側の設定

  1. あらかじめswrt_table_resourceコマンドでIPv6を使用可能にします。

  2. あらかじめクライアントに対するインタフェースを設定します。

  3. あらかじめIPv6 DHCPサーバへ中継するインタフェースを設定します。

  4. あらかじめIPv6 DHCPサーバを未使用状態に設定します。

  5. ipv6 dhcp relay destinationコマンドで,転送先のIPv6 DHCPサーバのアドレスを設定します。

  6. 最大ホップ数を設定します。