コンフィグレーションガイド Vol.2


22.1.8 SNMPマネージャとの接続時の注意事項

〈この項の構成〉

(1) MIB情報収集周期のチューニング

SNMPマネージャは,ネットワーク上の新しい装置を検出したり,トラフィック状況を監視したりするため,SNMPエージェントサポート機器から定期的にMIBを取得します。この定期的なMIB取得の間隔が短いと,ネットワーク機器やネットワークに負荷が掛かります。また,装置の状態や構成などによって,MIB取得時にマネージャ側でタイムアウトが発生するおそれがあります。特に,次に示すケースでは応答タイムアウトの発生するおそれが高まります。

応答タイムアウトが頻発する場合は,SNMPマネージャのポーリング周期や応答監視タイマ値をチューニングしてください。代表的なSNMPマネージャのチューニングパラメータには,次の三つがあります。