コンフィグレーションガイド Vol.1


20.2.2 VLANトンネリングの設定

〈この項の構成〉

(1) アクセス回線,バックボーン回線の設定

[設定のポイント]

VLANトンネリング機能はポートVLANを使用し,アクセス回線をトンネリングポート,バックボーン回線をトランクポートで設定します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface gigabitethernet 0/1

    ポート0/1のイーサネットインタフェースコンフィグレーションモードに移行します。

  2. (config-if)# switchport mode dot1q-tunnel

    (config-if)# switchport access vlan 10

    ポート0/1をトンネリングポートに設定します。また,VLAN 10を設定します。

    トランクポートのコンフィグレーションについては,「19.4 ポートVLANのコンフィグレーション」を参照してください。

(2) バックボーン回線のジャンボフレームの設定

[設定のポイント]

バックボーン回線はVLAN Tagをスタックするため通常より4バイト以上大きいサイズのフレームを扱います。そのため,ジャンボフレームを設定する必要があります。

[コマンドによる設定]

ジャンボフレームのコンフィグレーションについては,「15.3.8 ジャンボフレームの設定」を参照してください。