コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
隣接ルータがグレースフル・リスタートを開始してからピアが再接続するまでの最大時間を指定します。
本コマンドはBGP4とBGP4+で共通です。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- bgp graceful-restart restart-time <Seconds>
- 情報の削除
- no bgp graceful-restart restart-time
- 注
- bgp graceful-restart modeコマンドを設定後,本コマンドを設定してください。
- no bgp graceful-restart指定時,本コマンドも削除します。
[入力モード]
(config-router)
[パラメータ]
- <Seconds>
- 隣接ルータがグレースフル・リスタートを開始してからピアが再接続するまでの最大時間(秒)を指定します。最大時間内にピアと再接続できなかった場合,レシーブルータでは該当ピアから受信した経路を削除します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
1〜3600(10進数)を指定します。
[コマンド省略時の動作]
初期値は120(秒)です。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
次回のグレースフル・リスタートから自装置が使用するタイマ値に適用されます。
[注意事項]
- 本コマンドは次回のグレースフル・リスタートから自装置が使用するタイマ値に適用されます。なお,接続相手装置とのネゴシエーションは次回のBGPセッション確立時に実行します。本コマンドだけを変更した場合は,自動的なBGPセッションの再接続はしませんので,接続相手装置への通知が必要なときは,運用コマンドでBGPセッションの再接続を実施してください。
[関連コマンド]
bgp graceful-restart mode
bgp graceful-restart stalepath-time
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