コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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quit(exit)

モードを一つ戻ります。グローバルコンフィグレーションモードの場合は,コンフィグレーションコマンドモードを終了して装置管理者モードに戻ります。第二階層以下で編集している場合は一つ上位階層に戻ります。

一般ユーザモードおよび装置管理者モードでの動作については,「運用コマンドレファレンス」を参照してください。

[入力形式]

quitまたはexit

[入力モード]

コンフィグレーションコマンドモード,一般ユーザモード,および装置管理者モード

[パラメータ]

なし

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

なし

[応答メッセージ]

quit(exit)コマンドの応答メッセージを次の表に示します。

表3-2 quit(exit)コマンド応答メッセージ

メッセージ 内容
Unsaved changes found! Do you exit "configure" without save ? (y/n): コンフィグレーションの変更があるのに,編集状態を終了しようとしています。”y”で編集状態を終了します。その際,変更されたコンフィグレーションは破棄されます。”n”でquit(exit)コマンドを中止します。必要ならば,saveコマンドで編集したコンフィグレーションを格納してください。

[注意事項]

コンフィグレーションコマンドモードでquit(exit)コマンドを使用する場合は,次に示す注意事項があります。

  1. コンフィグレーションファイルを内蔵フラッシュメモリにセーブしないでquit(exit)コマンドを使って一時的にコンフィグレーションコマンドモードを終了することができます。このとき,コンフィグレーションファイルは編集途中の状態のままになっていますので,コンフィグレーションの編集後セーブしてください。
  2. メモリ上に記憶したランニングコンフィグレーションを編集した後,内蔵フラッシュメモリにセーブしないでquit(exit)コマンドを実行した場合,内蔵フラッシュメモリのスタートアップコンフィグレーションファイルとランニングコンフィグレーションが異なります。そのため,再度コンフィグレーションコマンドモードに入り,編集しないでquit(exit)コマンドを実行した場合にも確認メッセージが表示されます。
  3. コンフィグレーションコマンドモードでquit(exit)コマンドが完了する前に[Ctrl]+[C]を入力して中断しないでください。中断した場合,コンフィグレーションコマンドモードが終了しないで,その後,コンフィグレーションコマンドを実行すると「Logical inconsistency occurred.」が出力され,エラーになることがあります。本状態になった場合は,endコマンドでコンフィグレーションコマンドモードを終了してください。

[関連コマンド]

なし

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