コンフィグレーションガイド Vol.2
Web認証を用いたユーザ認証は次の手順で行います。WebブラウザInternet Explorer Version6.0を用いて説明します。
- <この節の構成>
- (1) Web認証のログイン画面表示
- (2) ログイン画面に入力されたユーザID,パスワードの認証
- (3) 認証成功結果を表示
- (4) 認証失敗時の画面表示
- (5) Web認証からのログアウト画面表示
- (6) ワンタイムパスワード認証のReply-Message表示画面表示【OP-OTP】
(1) Web認証のログイン画面表示
固定VLANモードまたはダイナミックVLANモードでURLリダイレクト機能を使用する場合は,URLリダイレクト機能によってWeb認証のログイン画面が表示されます。また,Web認証専用IPアドレスのURLにアクセスしてもWeb認証のログイン画面が表示されます。ログイン画面が表示されたら,ユーザIDとパスワードを入力します。
- [固定VLANモードまたはダイナミックVLANモードのログインURL指定]
- URLリダイレクト機能無効時のURL指定:http://Web認証専用IPアドレス/login.html
- Web認証専用IPアドレスのURL指定:http://Web認証専用IPアドレス/login.html
レガシーモードでは,Web認証のログインURLにアクセスすると,Web認証のログイン画面を表示しますので,ログイン画面からユーザIDとパスワードを入力します。
- [レガシーモードのログインURL指定]
- ログインURL:http://認証前VLANのインタフェースIPアドレス/login.html
図8-19 ログイン画面(ブラウザ表示例)
(2) ログイン画面に入力されたユーザID,パスワードの認証
入力されたユーザIDとパスワードを基に,ローカル認証方式の場合は内蔵Web認証DBに登録されているユーザ情報と一致しているかチェックします。また,RADIUS認証方式の場合はRADIUSサーバに問い合わせを行い,認証可否のチェックをします。
(3) 認証成功結果を表示
内蔵Web認証DBまたはRADIUSサーバに登録されているユーザ情報と一致した場合,ログイン成功画面を表示し,認証ネットワークへ通信できます。
また,コンフィグレーションコマンドweb-authentication jump-urlで認証成功後にアクセスするURLが指定されている場合は,端末にログイン成功画面が表示されたあとに指定されたURLへのアクセスが行われます。
図8-20 ログイン成功画面(ブラウザ表示例)
(4) 認証失敗時の画面表示
認証が失敗となった場合は,認証エラー画面を表示します。
認証エラー画面に表示されるエラーの発生理由を,「8.6 認証エラーメッセージ」に示します。
図8-21 ログイン失敗画面(ブラウザ表示例)
(5) Web認証からのログアウト画面表示
認証済み端末からWeb認証のログアウトURLにアクセスして,端末にログアウト画面を表示させます。または,ログインURLにアクセスして,端末にログイン画面を表示させます。
固定VLANモードまたはダイナミックVLANモードの場合,Web認証専用IPアドレスのURLにアクセスします。
- [固定VLANモードまたはダイナミックVLANモードのログアウトURL指定]
- Web認証専用IPアドレスのログアウトURL:http://Web認証専用IPアドレス/logout.html
- Web認証専用IPアドレスのログインURL:http://Web認証専用IPアドレス/login.html
レガシーモードの場合,Web認証のログアウトURLにアクセスします。
- [レガシーモードのログアウトURL指定]
- ログアウトURL:http://認証後VLANのインタフェースIPアドレス/logout.html
表示した画面上の[Logout]ボタンを押すと,Web認証は認証解除を行います。
認証が解除されると,ログアウト完了画面を表示します。
図8-22 ログアウト画面(ブラウザ表示例)
図8-23 ログアウト完了画面(ブラウザ表示例)
(6) ワンタイムパスワード認証のReply-Message表示画面表示【OP-OTP】
ワンタイムパスワード認証で表示するReply-Message表示画面を次に示します。Reply-Message表示画面に表示されたメッセージに従って,新しいPINコード,またはトークンコードを入力します。
図8-24 Reply-Message表示画面(ブラウザ表示例)
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