コンフィグレーションガイド Vol.1
本装置では,装置の適用形態に合わせ,ルーティングテーブルのエントリ数の配分パターンを変更することができます。配分パターンはコンフィグレーションコマンドswrt_table_resourceのパラメータl3switch-1,l3switch-2,またはl3switch-3で指定します。
配分パターンごとのテーブルエントリ数を次の表に示します。
表11-6 配分パターンごとのテーブルエントリ数
項目 配分パターンごとのテーブルエントリ数 l3switch-1 l3switch-2 l3switch-3 IPv4 ユニキャスト経路 12288 8192 1024 マルチキャスト経路 1024 256 16 ARP 5120※ 1024 128 IPv6 ユニキャスト経路 − 2048 5632 マルチキャスト経路 − 128 16 NDP − 1024 1024 (凡例) −:該当なし
- 注※
- ARPとマルチキャスト経路の併用時は,ARPとマルチキャスト経路を合わせて5120までとなります。
初期状態はl3switch-1で,IPv4のルーティングにリソースを割り当てる配分パターンになっています。IPv6のルーティングを併用する場合は,設定を変更してください。
なお,配分パターンとテーブルのエントリ数に関する情報は,運用コマンドshow systemで確認できます。
- [設定のポイント]
- 本設定の変更を有効にするには,本装置の再起動が必要となるため,初期導入時に設定することをお勧めします。
- [コマンドによる設定]
- (config)# swrt_table_resource l3switch-2
コンフィグレーションモードで,テーブルエントリ数の配分パターンをl3switch-2に設定します。
- (config)# save
(config)# exit
保存して,コンフィグレーションモードから装置管理者モードに移行します。
- # reload
本装置を再起動します。
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