コンフィグレーションガイド Vol.3

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11.2.1 コンフィグレーションコマンド一覧

スタブエリア,NSSAを使用する場合と,エリアボーダルータとして動作する場合のコンフィグレーションコマンド一覧を次に示します。

なお,「10. OSPF【OS-L3A】」で解説している機能のコマンドは,「表10-5 AS外経路広告に関係するコンフィグレーションコマンド一覧」,「表10-6 経路選択や経路学習に関係するコンフィグレーションコマンド一覧」,「表10-7 コンフィグレーションコマンド一覧」を参照してください。

表11-2 areaに関係するコンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名 説明
area default-cost スタブエリアに広告するデフォルトルートのコスト値を設定します。
area nssa NSSAとして動作するエリアを設定します。
area range エリアボーダルータでエリア間経路を,指定したマスク付きアドレスに集約して広告します。
area stub スタブエリアとして動作するエリアを設定します。
area virtual-link 仮想リンクを設定します。

表11-3 OSPF適用に関係するコンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名 説明
disable OSPF動作の抑止を設定します。
ip ospf area インタフェース単位でのOSPF動作制御を設定します。
network OSPFが動作するネットワークアドレス範囲(アドレスとワイルドカードマスク)と,所属するエリアIDを設定します。
router-id ルータID(ルータの識別子)を設定します。

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