トラブルシューティングガイド
スケジュールが動作しない場合は,以下に従って確認してください。
- show power-control scheduleコマンドを実行して,表示されるスケジュールに現在時刻が含まれているか確認し,次の表に従って原因の切り分けを行ってください。
表3-81 スケジューリングを使用した省電力機能のトラブルおよび対応
項番 表示結果 確認内容 原因 対応 1 現在時刻が含まれない コンフィグレーションコマンドschedule-power-control time-rangeの設定を確認してください。 コンフィグレーションコマンドschedule-power-control time-rangeが正しく設定されていません。
- 現在時刻を含むエントリが指定されていない場合,現在時刻を含むエントリを指定してください。
- 現在時刻を含むエントリのactionがdisable指定されている場合,disable指定されているエントリを削除してください。
2 現在時刻が含まれる コンフィグレーションschedule-power-controlで設定した機能と通常時間帯に設定した機能が一致していないか確認してください。一致している場合,原因と対応欄を参照してください。 すでにコンフィグレーションschedule-power-controlで設定した機能で動作しています。 コンフィグレーションschedule-power-controlの設定を確認してください。 3 show systemコマンドでBSUまたはPSPの状態を参照して,(changing suspended)と表示されていないか確認してください。表示された場合,原因と対応欄を参照してください。 稼働しているBSUまたはPSPの枚数が不足しています。 BSUまたはPSPの電力制御を行うには,BSUまたはCSUを冗長構成にする必要があります。冗長構成は,マニュアル「コンフィグレーションガイド」を参照してください。 4 show loggingコマンドでログを参照して,スケジュールの開始・終了時刻の30分前以降にシステム時刻を変更していないか確認してください。システム時刻を変更していた場合,原因と対応欄を参照してください。 システム時刻の変更によって,スケジュール誤差が発生しています。 30分以内にスケジュールが自動的に開始されますので,そのままお待ちください。時刻変更に関する注意は,マニュアル「コンフィグレーションガイド」を参照してください。
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