トラブルシューティングガイド
本装置が取得した経路情報の表示に,RIPの経路情報が存在しない場合は,次の表に示す障害解析方法に従って原因の切り分けを行ってください。
また,ネットワーク・パーティションを使用していて,コンフィグレーションコマンドmaximum routesで経路の上限値を設定している場合,まず「3.8.4 VRFでIPv4経路情報が存在しない」の障害解析方法に従ってください。
表3-19 RIPの障害解析方法
項番 確認内容・コマンド 対応 1 RIPの隣接情報を表示します。
show ip rip neighbor隣接ルータのインタフェースが表示されていない場合は項番2へ。 隣接ルータのインタフェースが表示されている場合は項番3へ。 2 コンフィグレーションでRIP設定が正しいか確認してください。 コンフィグレーションが正しい場合は項番3へ。 コンフィグレーションが正しくない場合はコンフィグレーションを修正してください。 3 コンフィグレーションで経路をフィルタリングしていないか確認してください。 隣接ルータがRIP経路を広告しているか確認してください。 コンフィグレーションが正しくない場合はコンフィグレーションを修正してください。フィルタ設定情報の確認手順については,「3.25.1 フィルタ/QoS設定情報の確認」を参照してください。
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