ハードウェア取扱説明書
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2.3.4 DC-48V電源設備(電源冗長モデル)
(1) DC電源ケーブル
電源冗長モデルの装置には電源ケーブルは付属されていません。本装置をDC-48Vで使用する場合は,以下に示す電源ケーブルを準備してください。
表2-19 DC電源ケーブルの仕様

(2) 接地用ケーブル
接地用ケーブルは,付属のケーブルを使用してください。
ケーブルは電源設備側の末端処理を施さない状態で提供されます。ケーブルの電源設備側の仕様を「図2-5 接地用ケーブル仕様(電源設備側)」に示します。ケーブルを電源設備に取り付ける場合は,お客様の電源設備に合った端子を取り付けるなど,適切な末端処理を施して使用してください。
図2-5 接地用ケーブル仕様(電源設備側)(1) 接地(緑/黄)表2-20 接地用ケーブルの仕様
(3) 分電盤
本装置に給電する分岐回路には,ブレーカなどを付けてください。なお,ブレーカを選定する際は,装置の入力電流,突入電流/時間を考慮し,下記の定格以下としてください。
表2-21 ブレーカの定格
装置の入力電流については「2.2.1 一般設備条件」を,装置の突入電流/時間については「表2-22 突入電流」を参照してください。
表2-22 突入電流
(4) 分電盤への給電条件
分電盤へ供給される電流の容量はブレーカの動作電流より大きくなるようにしてください。
また,本装置の電源を投入すると,「表2-22 突入電流」に示す突入電流が流れます。突入電流により,電源設備の電圧低下が起こらないようご検討ください。

(5) 電源設備の2系統化
電源を冗長化する場合は,異なる電源設備から給電することで,電源設備系統を2系統化することができます。
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