ハードウェア取扱説明書

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4.5.4 DC電源ケーブル(DC電源モデル)

DC電源を使用する場合,電源設備は1次側と2次側が絶縁されたものを使用してください。
絶縁されていない電源設備を使用すると,感電の原因となります。

電源ケーブルは付属のものを使用してください。付属以外のものを使用すると火災・感電の原因となります。また,付属の電源ケーブルを本装置以外で使用しないでください。本装置以外で使用した場合,火災・感電の原因となります。

電源ケーブルの取り付け,取り外しを行う場合は,電源設備側の電源を切断して作業を行ってください。電源設備側の電源を投入したまま作業を行うと,火災・感電の原因となります。

ラックに搭載している場合は,ラック付属のケーブルホルダーで電源ケーブルを固定し,ケーブルの根元に負荷がかからないようにしてください。

(1)  取り付け方

【ステップ1】

装置本体に接地用ケーブルを取り付けます。

図4-24 接地用ケーブルの取り付け
(1) ネジ(M4×8)
(2) 接地用ケーブル
(3) 接地端子

必ず接地端子を接続して接地を取ってください。接地を取らずに使用すると,感電の原因となるとともに,電気的雑音により,障害発生の原因となります。

【ステップ2】

装置背面のDC電源コネクタ1に付属の電源ケーブルを取り付けます(「カチッ」と音がするまでコネクタを挿入します)。

図4-25 電源ケーブルの取り付け
(1) DC電源コネクタ2(保護キャップ付き)
(2) DC電源ケーブル
(3) DC電源コネクタ1

保護キャップはケーブルを取り付けるとき以外は取り外さないでください。保護キャップを取り外したまま使用すると,火災・感電の原因となります。

DC電源ケーブルを接続するときは,極性を正しく接続してください。極性を間違えて接続すると,故障の原因となります。

電源設備を2系統化するには,DC電源ケーブル(別売り)が必要です。
電源設備を2系統化する場合は,DC電源コネクタ2に取り付けられている保護キャップを取り外してDC電源ケーブルを取り付けてください。また,取り外した保護キャップは大切に保管しておいてください。

電源設備系統を2系統化する場合,本装置は,電源を入れたままで冗長用のDC電源ケーブルを取り付けることもできます。
装置の電源を入れたままで冗長用の電源ケーブルを取り付ける場合でも,電源設備側の電源は切断して取り付けてください。

(2)  取り外し方

【ステップ1】

装置背面のDC電源コネクタからDC電源ケーブルを取り外します(左右のレバーを押さえながら引き抜きます)。

【ステップ2】

装置本体から接地用ケーブルを取り外します。

電源ケーブルの取り付け,取り外しを行う場合は,電源設備側の電源を切断して作業を行ってください。電源設備側の電源を投入したまま作業を行うと,火災・感電の原因となります。

電源設備系統を2系統化している場合,本装置は,電源を入れたままで冗長用の電源ケーブルを取り外すこともできます。
装置の電源を入れたままで冗長用の電源ケーブルを取り外す場合でも,電源設備側の電源は切断して取り外してください。

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