コンフィグレーションガイド Vol.2

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1.2.3 MACヘッダで中継・廃棄をする設定

MACヘッダをフロー検出条件として,フレームを中継・廃棄指定する例を次に示します。

[設定のポイント]
フレーム受信時にMACヘッダによってフロー検出を行い,フィルタエントリに一致したフレームを廃棄・中継します。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# mac access-list extended IPX_DENY
    mac access-list(IPX_DENY)を作成します。本リストを作成することによって,MACフィルタの動作モードに移行します。
     
  2. (config-ext-macl)# deny any any ipx
    イーサネットタイプがIPXのフレームを廃棄するMACフィルタを設定します。
     
  3. (config-ext-macl)# permit any any
    すべてのフレームを中継するMACフィルタを設定します。
     
  4. (config-ext-macl)# exit
    MACフィルタの動作モードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
     
  5. (config)# interface gigabitethernet 0/1
    ポート0/1のインタフェースモードに移行します。
     
  6. (config-if)# mac access-group IPX_DENY in
    受信側にMACフィルタを有効にします。
     

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