コンフィグレーションガイド Vol.1
次の図に示すような本装置A,B間で冗長パスを組んだネットワークにおいてシングルスパニングツリーを組んだ場合,各端末からサーバへのアクセスは本装置A,B間のポート1に集中します。そこで,複数のVLANを組み,PVST+によってVLANごとに別々のトポロジーとなるように設定することで冗長パスとして使用できるようになり,さらに負荷分散を図れます。ポート優先度によるロードバランシングの例を次の図に示します。
この例では,VLAN100に対してはポート0/1のポート優先度をポート0/2より高く設定し,逆にVLAN200に対しては0/2のポート優先度をポート0/1より高く設定することで,各端末からサーバに対するアクセスをVLANごとに負荷分散を行っています。
図20-5 PVST+によるロードバランシング
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