MIBレファレンス
- <この項の構成>
- (1) 識別子
- (2) 実装仕様
(1) 識別子
rmon OBJECT IDENTIFIER ::= {mib-2 16} alarm OBJECT IDENTIFIER ::= {rmon 3} オブジェクトID値 1.3.6.1.2.1.16.3 alarmTable OBJECT IDENTIFIER ::= {alarm 1} オブジェクトID値 1.3.6.1.2.1.16.3.1
(2) 実装仕様
Alarmグループの実装仕様を次の表に示します。
表2-48 Alarmグループの実装仕様
項番 オブジェクト識別子 アク
セス実装仕様 実装
有無1 alarmTable
{alarm 1}NA [規格]アラームテーブル。
[実装]規格に同じ。● 2 alarmEntry
{alarmTable 1}NA [規格]アラームテーブルのリスト。
INDEX { alarmIndex }
[実装]規格に同じ。ただし,最大128エントリまで。● 3 alarmIndex
{alarmEntry 1}R/O [規格]alarmTable中の行エントリを一意に識別する識別子。値の範囲は1〜65535。
[実装]規格に同じ。● 4 alarmInterval
{alarmEntry 2}※R/W [規格]閾値と比較する間隔。[単位:秒]
設定できる範囲は1〜(232-1)
[実装]規格に同じ。● 5 alarmVariable
{alarmEntry 3}※R/W [規格]サンプリングするMIBのオブジェクト識別子。
[実装]規格に同じ。● 6 alarmSampleType
{alarmEntry 4}※R/W [規格]値を閾値と比較する方法を指定します。
{ absoluteValue(1),
deltaValue(2) }
[実装]規格に同じ。● 7 alarmValue
{alarmEntry 5}R/O [規格]前回のサンプリング時の統計値。
[実装]規格に同じ。● 8 alarmStartupAlarm
{alarmEntry 6}※R/W [規格]最初にアラームを生成するタイミング。
{ risingAlarm(1),
fallingAlarm(2),
rising Or fallingAlarm(3) }
[実装]規格に同じ。● 9 alarmRisingThreshold
{alarmEntry 7}※R/W [規格]サンプリングした統計に対する上方閾値。
[実装]規格に同じ。● 10 alarmFallingThreshold
{alarmEntry 8}※R/W [規格]サンプリングした統計に対する下方閾値。
[実装]規格に同じ。● 11 alarmRisingEventIndex
{alarmEntry 9}※R/W [規格]上方閾値を超えた場合に使用するイベントグループのインデックス番号。設定できる範囲は0〜65535。
[実装]規格に同じ。● 12 alarmFallingEventIndex
{alarmEntry 10}※R/W [規格]下方閾値を超えた場合に使用するイベントグループのインデックス番号。設定できる範囲は0〜65535。
[実装]規格に同じ。● 13 alarmOwner
{alarmEntry 11}※R/W [規格]エントリを構成する実態およびリソースを割り当てたオーナ。
[実装]24文字以内の文字列を読み書きできます。● 14 alarmStatus
{alarmEntry 12}R/W [規格]エントリの状態を示します。
[実装]このエントリに追加するときは,まず,createRequest(2)をSetします。エントリ内のMIBにSetを行い,最後にvalid(1)をSetします。
削除するときは,invalid(4)をSetします。createRequest(2)をSetした後で,Getすると,underCreation(3)を応答し,valid(1)をSetした後でGetすると,valid(1)を応答します。
- valid(1):alarmVariableに設定されたオブジェクトの情報をalarmIntervalの間にサンプリングできます。
- invalid(4):alarmVariableに設定されたオブジェクトが存在しません。または,alarmIntervalの間にサンプリングできませんでした。
● 注※ 構成定義コマンドでも定義できます。「構成定義コマンドレファレンス Vol.2 alarm(RMONアラームグループの制御情報の設定)」を参照してください。
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