MIBレファレンス

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2.10.3　frErrTable

＜この項の構成＞
(1)　識別子
(2)　実装仕様

(1)　識別子

 
frame-relay OBJECT IDENTIFIER ::= {transmission 32}
 
frErrTable OBJECT IDENTIFIER ::= {frameRelayDTE 3}
オブジェクトID値　1.3.6.1.2.1.10.32.3

(2)　実装仕様

frErrTableの実装仕様を次の表に示します。

表2-24　 frErrTableの実装仕様

項番 オブジェクト識別子 アク
セス		 実装仕様 実装
有無
1 frErrTable
{frameRelayDTE 3}		 NA [規格]フレームリレーインタフェースのエラーに関するテーブル。
[実装]規格に同じ。		 ●
2 frErrEntry
{frErrTable 1}		 NA [規格]単一フレームリレーインタフェースについてのエラー情報。
INDEX { frErrIfIndex}
[実装]規格に同じ。		 ●
3 frErrIfIndex
{frErrEntry 1}		 R/O [規格]対応するifEntryのifIndex
[実装]規格に同じ。		 ●
4 frErrType
{frErrEntry 2}		 R/O [規格]このインタフェース上で最後に発生したエラーのタイプ。
{ unknownError(1),
receiveShort(2),
receiveLong(3),
illegalDLCI(4),
unknownDLCI(5),
dlcmiProtoErr(6),
dlcmiUnknownIE(7),
dlcmiSequenceErr(8),
dlcmiUnknownRpt(9),
noErrorSinceReset(10) }
  • receiveShort：フレーム長が不十分でアドレスフィールドまたはカプセル化ヘッダが不完全。
  • receiveLong：フレーム長がインタフェースに定義された最大長を超えている。
  • illegalAddress：アドレスフィールドのフォーマットがconfigureと一致しない。
  • unknownAddress：VCがnot activeまたはadministratively disabled。
  • dlcmiProtoErr：link maintenance frameの翻訳中に未定義のエラーが発生した。
  • dlcmiUnknownIE：link maintenance frameが無効な情報エレメントが含まれていた。
  • dlcmiSequenceErr：link maintenance frameのシーケンス番号が期待値と異なる。
  • dlcmiUnknownRpt：link maintenance frameのリポートタイプが無効。
  • noErrorSinceReset：最近のコールドスタートまたはウォームスタート後にエラー発生なし。
[実装]規格に同じ。
noErrorSinceReset:最近のRP再起動後にエラー発生なし。		 ●
5 frErrData
{frErrEntry 3}		 R/O [規格]エラーパケットのオクテットデータ列。少なくともQ922アドレスを含まなければなりません。PDU全体を含むのが望ましいといえます。
[実装]Q922アドレスを含む8バイトのデータ。		 ●
6 frErrTime
{frErrEntry 4}		 R/O [規格]エラーを検出した時のsysUpTimeの値。
[実装]規格に同じ。		 ●
7 frErrFaults
{frErrEntry 5}		 R/O [規格]インタフェース初期化後にダウンした回数。
[実装]未実装。		 ×
8 frErrFaultTime
{frErrEntry 6}		 R/O [規格]DLCMIのエラーによってインタフェースダウンしたsysUpTime。
[実装]未実装。		 ×

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