MIBレファレンス
次に示すinterfaceグループについて説明します。
- serial(V.24/V.35/X.21)
- BRI(leased line/dial up)
- PRI(leased line /dial up)
- <この項の構成>
- (1) 識別子
- (2) 実装仕様
(1) 識別子
interfaces OBJECT IDENTIFIER ::= {mib-2 2} オブジェクトID値 1.3.6.1.2.1.2
(2) 実装仕様
WANの場合のinterfacesグループの実装仕様を次の表に示します。
表2-3 interfacesグループの実装仕様(WANの場合)
項番 オブジェクト識別子 アク
セス実装仕様 実装
有無1 ifNumber
{interfaces 1}R/O [規格]このシステムで,提供するネットワークインタフェースの数。
[実装]規格に同じ。インタフェースに関する構成定義情報を変更すると,このオブジェクトの値も変化します。● 2 ifTable
{interfaces 2}NA [規格]インタフェースエンティティのテーブル。
[実装]規格に同じ。● 3 ifEntry
{ifTable 1}NA [規格]サブネットワークレイヤに属するインタフェース情報のリスト。INDEX { ifIndex }
[実装]規格に同じ。● 4 ifIndex
{ifEntry 1}R/O [規格]このインタフェースを識別するための番号。1からifNumberまでの連続した値。
[実装]規格と同じ。また,インタフェースに関する構成定義情報を変更すると,このオブジェクトの値も変化します。● 5 ifDescr
{ifEntry 2}R/O [規格]インタフェースに関する情報。
[実装]インタフェース種別ごとの固定文字列。
「表1-11 serial(V.24/V.35/X.21)のifIndexの割り当て個所とifDescrの値」〜「表1-15 PRI(leased line)のifIndexの割り当て個所とifDescrの値」参照。
なお,構成定義と実装が不一致の場合,またはNIF close中の場合,"Unknown"という文字列を表示します。● 6 ifType
{ifEntry 3}R/O [規格]インタフェースのタイプ。
[実装]使用プロトコルおよび回線種別によって異なります。
- 専用線多重物理回線:PPserial(22)固定。
- ISDN-BRI物理回線:ISDN-BRI(20)固定。
- ISDN-PRI物理回線:ISDN-PRI(21)固定。
- ISDN-Bチャネル:ds0(81)固定。
- ISDN-Dチャネル:lapd(77)固定。
- PPP:PPP(23)固定。
- frame-relay:FrameRelay-DTE(32)固定。
● 7 ifMtu
{ifEntry 4}R/O [規格]このインタフェースで送受信できるデータグラムの最大サイズ(オクテット)。ifOperStatusがUPのときだけ有効です。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:0固定。
- ISDN-Dチャネル:
ISDN-Dチャネル:ITU-T Q.921で規定されたDチャネル上の最大フレーム長(デフォルト値:260固定)。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:送信レイヤ3パケット最大長。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:インタフェースが使用するPPPの最大情報フィールド長のうち,値が最小のもの。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:構成定義で指定した最大情報フィールド長。
・インタフェースのifIndexの場合:インタフェースが使用する複数または単数のDLCIの最大情報フィールド長のうち,値が最小のもの。Point to PointのDLCIの場合,該当DLCIの構成定義で指定された最大情報フィールド長。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:インタフェースが使用する複数または単数のDLCIの最大情報フィールド長のうち,値が最小のもの。Point to PointのDLCIの場合,該当DLCIの構成定義で指定された最大情報フィールド長。
● 8 ifSpeed
{ifEntry 5}R/O [規格]このインタフェースの現在の回線速度の見積もり(ifOperStatusがUPのときだけ有効)。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:回線速度。
- ISDN-BRI物理回線:回線速度。
- ISDN-PRI物理回線:回線速度。
- ISDN-Bチャネル:チャネル速度。
- ISDN-Bチャネル:Bチャネル速度(64000固定)。
- ISDN-Dチャネル:Dチャネル速度(基本群:16000,一次群:64000固定)。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:回線の回線速度。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:回線速度。
・インタフェースのifIndexの場合:0固定。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
▲ 9 ifPhysAddress
{ifEntry 6}R/O [規格]ネットワークレイヤ直下のインタフェースアドレス。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:値なし(データレングス0)。
- ISDN-BRI物理回線:値なし(データレングス0)。
- ISDN-PRI物理回線:値なし(データレングス0)。
- ISDN-Bチャネル:値なし(データレングス0)。
- ISDN-Dチャネル:値なし(データレングス0)。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:値なし(データレングス0)。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:値なし(データレングス0)。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:値なし(データレングス0)。
・インタフェースのifIndexの場合:値なし(データレングス0)。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:値なし(データレングス0)。
● 10 ifAdminStatus
{ifEntry 7}R/NW [規格]インタフェースの望ましいステータス。
{ up(1),
down(2),
testing(3) }
[実装]up(1)または,構成定義情報でdisable指定時down(2)になります。ただし,Read-Onlyです。● 11 ifOperStatus
{ifEntry 8}R/O [規格]インタフェースの現在のステータス。
{ up(1),
down(2),
testing(3) }
[実装]規格に同じ。● 12 ifLastChange
{ifEntry 9}R/O [規格]このインタフェースのifOperStatusが最後に変化したときのsysUpTime。
[実装]規格に同じ。ただし,RPがダウン時は,0を応答します。● 13 ifInOctets
{ifEntry 10}R/O [規格]インタフェースで受信したオクテットの数。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:開始フラグからFCSまでの総受信オクテット数。
- ISDN-Dチャネル:開始フラグからFCSまでの総受信オクテット数。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:開始フラグからFCSまでの総受信オクテット数。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:開始フラグからFCSまでの総受信オクテット数(ユーザDLCIおよびマネージメントDLCIでのレイヤ2以下の制御パケットもカウント対象とする)。
・レイヤ2のifIndexの場合:
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:インタフェースが使用している各DLCIの総受信オクテット数の合計値。
● 14 ifInUcastPkts
{ifEntry 11}R/O [規格]上位プロトコルへ通知したユニキャスト・パケットの数。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:受信したパケットの数。
- ISDN-Dチャネル:受信したTEI:127以外のパケットの数。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:受信PPPパケットの数。制御パケットを含む。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:回線から受信したパケットの数。
・インタフェースのifIndexの場合:0固定。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:インタフェースが使用している各DLCIの総受信パケット数の合計値。
▲ 15 ifInNUcastPkts
{ifEntry 12}R/O [規格]上位プロトコルへ通知した非ユニキャスト・パケット(ブロードキャスト,マルチキャストパケット)の数。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:0固定。
- ISDN-Dチャネル:受信したTEI:127のパケットの数。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合: 0固定(PPPパケットはすべてユニキャスト・パケットとして扱うためカウントしない)。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:0固定。
・インタフェースのifIndexの場合:0固定。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
▲ 16 ifInDiscards
{ifEntry 13}R/O [規格]パケット自身にはエラーは検出されないが,上位プロトコルに渡すことのできなかったパケットの数(バッファなしなどで破棄された受信パケットの数)。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:LCPおよびNCPリンク未設定であるために破棄された上位プロトコルパケットの数。
- ISDN-Dチャネル:受信後に廃棄した正常フレーム数。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:LCPおよびNCPリンク未設定であるために破棄された上位プロトコルパケットの数。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:DLCIクローズで受信したため,または他の理由で通信できないDLCI(例:論理ポートクローズ,網障害,ルータが認識していないDLCI)のため破棄したパケットの数。
・インタフェースのifIndexの場合:0固定(レイヤ2の要因による廃棄パケットの数なので,インタフェースには適用しない)。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定(レイヤ2の要因による廃棄パケットの数なので,インタフェースには適用しない)。
▲ 17 ifInErrors
{ifEntry 14}R/O [規格]パケット中のエラーが含まれていることによって破棄されたパケットの数。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:不正A/Cパートのヘッダ不正,PPPヘッダ長未満のパケット長,MRU長オーバー,FCSエラー,オーバーラン,アボート,端数ビット,バッファオーバーフロー,ショートパケットの回線エラーによって破棄されたパケットの数。
- ISDN-Dチャネル:不正A/Cパートのヘッダ不正,N201オーバー,FCSエラー,オーバーラン,アボート,端数ビット,バッファオーバーフロー,ショートパケットの回線エラーによって破棄されたパケットの数。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:不正A/Cパートのヘッダ不正,PPPヘッダ長未満のパケット長,MRU長オーバー,FCSエラー,オーバーラン,アボート,端数ビット,バッファオーバーフロー,ショートパケットの回線エラーによって破棄されたパケットの数。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:パケットフォーマット不正,存在しないDLCI値および最大パケット長オーバ,FCSエラー,端数ビット,ショートパケットなどの回線エラーによって破棄されたパケットの数。
・インタフェースのifIndexの場合:0固定(レイヤ2の要因によるエラーパケットの数なので,インタフェースには適用しない)。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定(レイヤ2の要因によるエラーパケットの数なので,インタフェースには適用しない)。
▲ 18 ifInUnknownProtos
{ifEntry 15}R/O [規格]サポートされていないプロトコルのパケットを受信し,破棄したパケットの数。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:プロトコル識別フィールドが認識できない,または認識できるが未サポートのパケットの数。
- ISDN-Dチャネル:0固定。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:プロトコル識別フィールドが認識できない,または認識できるが未サポートのパケットの数。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:CONTROLまたはNLPIDまたはPIDおよびOUIが未サポートのパケットの数。
・インタフェースのifIndexの場合:0固定(レイヤ2の未サポートパケットの数なので,インタフェースには適用しない)。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定(レイヤ2の未サポートパケットの数なので,インタフェースには適用しない)。
● 19 ifOutOctets
{ifEntry 16}R/O [規格]インタフェースで送信したパケットのオクテット数。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:開始フラグからFCSまでの総送信オクテット数。
- ISDN-Dチャネル:開始フラグからFCSまでの総送信オクテット数。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:開始フラグからFCSまでの総送信オクテット数(レイヤ2以下の制御パケットもカウント対象とする)。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:開始フラグからFCSまでの総送信オクテット数(ユーザDLCIおよびマネージメントDLCIでのレイヤ2以下の制御パケットもカウント対象とする)。
・インタフェースのifIndexの場合:開始フラグからFCSまでの総送信オクテット数(ユーザDLCIおよびマネージメントDLCIでのレイヤ2以下の制御パケットもカウント対象とする)。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:開始フラグからFCSまでの総送信オクテット数(ユーザDLCIおよびマネージメントDLCIでのレイヤ2以下の制御パケットもカウント対象とする)。
● 20 ifOutUcastPkts
{ifEntry 17}R/O [規格]上位レイヤが送信したユニキャスト・パケットの数。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:回線側に送信要求を発行したパケットの数。
- ISDN-Dチャネル:回線側に送信要求を発行したTEI:127以外のパケットの数。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:回線側に送信要求を発行したパケットの数。制御パケットを含む。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:回線側に送信要求を発行したユニキャスト・パケットの数。
・インタフェースのifIndexの場合:回線側に送信要求を発行したユニキャスト・パケットの数。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:回線側に送信要求を発行したユニキャスト・パケットの数。
● 21 ifOutNUcastPkts
{ifEntry 18}R/O [規格]上位レイヤが送信した非ユニキャスト・パケットの数。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:0固定。
- ISDN-Dチャネル:回線側に送信要求を発行したTEI:127のパケットの数。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:0固定(PPPパケットはすべてユニキャスト・パケットとして扱うためカウントしない)。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:0固定(RFC2115の考え方による)。
・インタフェースのifIndexの場合:回線側に送信要求を発行したマルチキャストおよびブロードキャストパケットの数。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:回線側に送信要求を発行したマルチキャストおよびブロードキャストパケットの数。
▲ 22 ifOutDiscards
{ifEntry 19}R/O [規格]パケット自身にエラーはなく,送信処理で破棄されたパケットの数(送信バッファ不足など)。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:LCPおよびNCPリンク未設定であるために破棄された上位プロトコルパケットの数。
- ISDN-Dチャネル:Dチャネルは正常だが送信できないパケットの数。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:LCPおよびNCPリンク未設定であるために破棄された上位プロトコルパケットの数。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:DLCIクローズ状態のため廃棄したパケットの数,送信待ちキュー長オーバによる廃棄パケットの数。
インタフェースのifIndexの場合: 0固定。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
▲ 23 ifOutErrors
{ifEntry 20}R/O [規格]エラーのため送信できなかったパケットの数。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:アンダーラン,または送信タイムアウトしたパケットの数。
- ISDN-Dチャネル:アンダーラン,または送信タイムアウトしたパケットの数。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:アンダーラン,または送信タイムアウトしたパケットの数。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:アンダーラン,または送信タイムアウトしたパケットの数。
インタフェースのifIndexの場合:0固定。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定。
▲ 24 ifOutQLen
{ifEntry 21}R/O [規格]送信パケットキューのサイズ(ifOperStatusがupのときだけ有効です)。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:0固定。
- ISDN-BRI物理回線:0固定。
- ISDN-PRI物理回線:0固定。
- ISDN-Bチャネル:回線への送信待ちキューに積まれているパケットの数。
- ISDN-Dチャネル:0固定。
- PPP:
・専用線レイヤ2のifIndexの場合:回線への送信待ちキューに積まれているパケットの数。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:送信待ちキューに積まれているバッファ数。
・インタフェースのifIndexの場合:0固定(物理インタフェースの状態を示すカウンタであるため,論理インタフェースには適用しない)。
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:0固定(物理インタフェースの状態を示すカウンタであるため,論理インタフェースには適用しない)。
▲ 25 ifSpecific
{ifEntry 22}R/O [規格]インタフェースのメディアの特性を定義するMIBへのレファレンス。ifTypeに依存するMIBのオブジェクトID。
[実装]使用プロトコルやifIndexの割り当て個所によります。
- 専用線多重物理回線:{0.0}固定。
- ISDN-BRI物理回線:{0.0}固定。
- ISDN-PRI物理回線:{0.0}固定。
- ISDN-Bチャネル:{0.0}固定。
- ISDN-Dチャネル:{0.0}固定。
- PPP:
・インタフェースのifIndexの場合:{0.0}
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:{0.0}
- frame-relay:
・レイヤ2のifIndexの場合:{0.0}
・インタフェースのifIndexの場合:{0.0}
・グルーピングしたインタフェースのifIndexの場合:{0.0}
●
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