メッセージ・ログレファレンス

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3.9.2　イベント発生部位＝ NIF(AX2002R，AX2002RX内蔵イーサネット)

イベント発生部位=NIF(AX2002R，AX2002RX内蔵イーサネット)の装置関連の障害およびイベント情報を次の表に示します。

表3-20　イベント発生部位=NIF(AX2002R，AX2002RX内蔵イーサネット)の装置関連の障害およびイベント情報

項番 イベント
レベル		 イベント
発生部位		 メッセージ
識別子		 付加情報
上位4桁		 メッセージテキスト
内容
1 E6 NIF 40000901
40000981		 2540 NIF restarted because of its hardware failure.
NIFボードにハードウェア障害が発生したので，再起動しました。
[対応]
NIFダンプファイルを支援部署に送付してください。
NIFダンプファイルの採取には，運用コマンドのdump nifコマンドを使用します。
これより後の障害回復成功，または障害回復失敗のログメッセージを確認してください。
付加情報の"："の後4桁が"000F"の場合はハードウェア障害ではないのでNIFダンプは採取されません。したがって，ボードの交換は必要ありません。
2 E6 NIF 40000a01
40000a81		 2540 NIF restarted, but not recovered from hardware failure.
NIFを再起動しましたが，NIFボード内のハードウェア障害から回復しませんでした。
[対応]
NIFダンプファイルを支援部署に送付してください。
NIFダンプファイルの採取には，運用コマンドのdump nifコマンドを使用します。
保守員へ連絡し，装置の交換を行ってください。
3 R6 NIF 40000801
40000881		 2540 NIF recovered from hardware failure.
NIFはボードのハードウェア障害から回復しました。
[対応]
なし。
4 E3 NIF 40001001 2550 10BASE-T half does not support bandwidth control.
10BASE-Tの半二重設定の場合，QoS送信制御の最低帯域保証・帯域制御機能をサポートしません。
[対応]
10BASE-T/100BASE-TXの全二重設定に変更してください。
5 E3 NIF 40001011 2550 10BASE-T half (auto) does not support bandwith control.
10BASE-Tの半二重設定(auto)の場合，QoS送信制御の最低帯域保証・帯域制御機能をサポートしません。
[対応]
10BASE-T/100BASE-TXの全二重設定に変更してください。
6 E3 NIF 40001021 2550 Unable to control the bandwidth because its value configured in the QoS queue attribute (qos-queue-list) exceeds 10 Mbit/s.
10BASE-Tの全二重設定(auto)で，10Mbit/sより大きい帯域がQoSキュー属性(qos-queue-list)に定義されたため，QoS送信制御の帯域制御機能が使用できません。
[対応]
回線の最大送信帯域を10Mbit/s以下に変更してください。
7 E3 NIF 40001031 2550 100BASE-TX half does not support bandwidth control.
100BASE-TXの半二重設定の場合，QoS送信制御の最低帯域保証・帯域制御機能をサポートしません。
[対応]
10BASE-T/100BASE-TXの全二重設定に変更してください。
8 E3 NIF 40001041 2550 100BASE-TX half (auto) does not support bandwidth control.
100BASE-TXの半二重設定(auto)の場合，QoS送信制御の最低帯域保証・帯域制御機能をサポートしません。
[対応]
10BASE-T/100BASE-TXの全二重設定に変更してください。
9 E3 NIF 40001051 2550 Unable to control the bandwidth because its value configured in the QoS queue attribute (qos-queue-list) exceeds 100 Mbit/s.
100BASE-TXの全二重設定(auto)で，100Mbit/sより大きい帯域がQoSキュー属性(qos-queue-list)に定義されたため，QoS送信制御の帯域制御機能が使用できません。
[対応]
各キューの帯域の合計を100Mbit/s以下に変更してください。
10 E3 NIF 40001081 2550 Unable to control the bandwidth because its value configured exceeds 10 Mbit/s.
10BASE-Tの全二重設定で，10Mbit/sより大きい帯域が定義されたため，QoS送信制御の帯域制御機能が使用できません。
[対応]
各キューの帯域の合計を10Mbit/s以下に変更してください。
11 E3 NIF 40001091 2550 Unable to control the bandwidth because its value configured exceeds 100 Mbit/s.
100BASE-TXの全二重設定で，100Mbit/sより大きい帯域が定義されたため，QoS送信制御の帯域制御機能が使用できません。
[対応]
各キューの帯域の合計を100Mbit/s以下に変更してください。
12 E3 NIF 400010b1 2550 Since the "max_queue_number_64" mode was set for Line#0 of the targeted NIF, the Linkup processing was interrupted.
該当NIFのLine番号にmax_queue_number_64モードが設定されているため，他LineのLinkup処理を中断しました。
[対応]
Line#0のmax_queue_number_64定義を削除してからLine追加を実施してください。
13 E3 NIF 400010e1 2550 This NIF does not support group bandwidth control.
このNIFはQoS送信制御のグループ帯域制御機能をサポートしていません。
[対応]
  1. グループ帯域制御機能をサポートしているNIFに交換してください。
  2. 構成定義にグループ帯域制御機能パラメータを指定しないでください。
14 E3 NIF 40001301 2550 NIF you configured does not support Ethernet shaping.
このNIFはイーサネットシェーピング機能をサポートしていません。
[対応]
該当NIFに対する構成定義からイーサネットシェーピングを削除してください。
15 E3 NIF 40001601 2550 Unable to control the bandwidth because the total of Tag-VLAN exceeds setting number.
帯域制御(トラフィック指定)の設定サポート範囲外のTag-VLAN数が定義されていますので，QoS送信制御の帯域制御機能が使用できません。
[対応]
Tag-VLAN連携数がNIFサポート範囲外ですので，QoS送信制御の帯域制御機能が使用できません。帯域制御が設定できるTag-VLAN連携数は「解説書 Vol.2　1.8.6 帯域制御(トラフィック指定)」を参照してください。

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